谷本慎二(モームリ社長)の前職や経歴まとめ!逮捕で退職代行はどうなる?

有名人

2026年2月3日、日本の労働シーンに大きな衝撃が走りました。

退職代行サービス「モームリ」を運営する株式会社アルバトロスの代表取締役、谷本慎二容疑者が弁護士法違反(非弁行為)の疑いで逮捕されたというニュースです。

「労働者の味方」としてメディアに奔走し、SNSでも圧倒的な支持を得ていた谷本氏。

なぜ、彼は法の一線を越えてしまったのか。その背景を探るべく、彼の知られざる前職や経歴、そして「モームリ」というサービスに込めた執念の源泉を徹底解説します。

谷本慎二(モームリ社長)が逮捕された?


2026年2月3日。警視庁は、株式会社アルバトロスの代表取締役・谷本慎二容疑者を、弁護士法違反(非弁行為・非弁提携)の疑いで逮捕しました。

報道によると、谷本容疑者は弁護士資格がないにもかかわらず、退職を希望する利用者と会社側の間に立ち、未払い残業代の交渉や有給休暇取得の交渉といった「法的事務」を有償で行っていた疑いが持たれています。

また、特定の弁護士事務所と不適切な提携を結び、多額の紹介料をやり取りしていた疑いも浮上しています。

「モームリ」はこれまで、業界内でも「弁護士監修」を強く打ち出し、適法性をアピールしてきた最大手の一つでした。

それだけに、今回のトップの逮捕は、退職代行業界全体を揺るがす深刻な事態となっています。

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谷本慎二の経歴は?


谷本慎二氏は1989年、岡山県に生まれました。

地元の高校を卒業後、神戸学院大学へ進学。

大学時代の彼は、どこにでもいる明るい大学生でしたが、当時から「いつか自分の力で何かを成し遂げたい」という起業家精神をわずかに覗かせていたといいます。

彼のキャリアを語る上で欠かせないのが、新卒で入社した一社目の企業での経験です。

この「前職」こそが、後の「退職代行モームリ」を生む最大の原動力となりました。

谷本慎二(モームリ社長)の前職は?


大学卒業後、谷本氏が選んだのは、接客・サービス業を展開する東証プライム上場の大手企業でした。そこで彼を待っていたのは、実力主義の厳しい世界です。

1. 異例のスピード出世

谷本氏は入社直後から頭角を現します。

持ち前のコミュニケーション能力と、現場での圧倒的な仕事量を武器に、わずか入社2年目で店舗の「店長」に抜擢されました。

さらにその3年後、26歳の若さで「エリアマネージャー」へと昇格します。

首都圏を中心に、新規店舗の立ち上げを次々と成功させ、最終的には6店舗を統括する立場にまで上り詰めました。

100名以上の部下を抱え、数億円単位の予算を動かす。20代半ばにして、彼は組織のエリート街道を突き進んでいたのです。

2. 「ブラックな現場」での葛藤

しかし、その成功の裏側には、凄惨な労働実態がありました。

サービス業界特有の慢性的な人手不足、24時間営業に近い過酷な勤務体系。

エリアマネージャーとしての責任感から、谷本氏自身も月に休みが数日あるかないかという生活を送っていました。

何より彼を苦しめたのは、現場で疲弊していく部下たちの姿でした。「辞めたい」と言い出せないまま精神を病んでいく若手社員、強引な引き止めにあって退職を断念する同僚。

谷本氏自身も管理職として「いかに辞めさせないか」という会社側の論理と、「これ以上は無理だ」という個人の尊厳の板挟みになり、深い苦悩を抱えることになります。

 

前職退職の決意と「空白の半年間」


約10年間勤め上げた大手企業を、谷本氏は2021年に退職します。

彼自身が「退職」という手続きを進める際、組織のしがらみや手続きの煩雑さを改めて痛感したことが、ビジネスのヒントになりました。

会社を辞めた後、彼はすぐに起業したわけではありません。

約半年間の「空白期間」がありました。この時期、彼は数多くの退職代行業者を徹底的にリサーチしました。

「なぜ、この業界は怪しいと言われるのか」
「なぜ、もっと安く、もっと透明性を高くできないのか」

彼は、当時の退職代行業界が抱えていた「高額な料金設定」「対応の不透明さ」「法的な危うさ」に目をつけ、自身が理想とするサービスの形を模索し続けました。

 

谷本慎二のモームリとは?

2022年、谷本氏は株式会社アルバトロスを設立し、退職代行サービス「モームリ」をローンチしました。

1. 「圧倒的当事者意識」によるマーケティング

「モームリ」という名前には、かつての自分や部下たちが抱いた「もう無理だ」という悲痛な叫びが込められていました。

谷本氏はSNS(特にX/旧Twitter)をフル活用し、自身の経歴をオープンにしながら、労働者の悩みに24時間体制で答える姿勢を見せました。その「顔が見える安心感」は、匿名性の高い他社サービスとの大きな差別化となりました。

2. 価格破壊と利便性

当時、3万円〜5万円が相場だった退職代行費用を、モームリは2万円代(正社員)という低価格に設定。

さらに、後払い可能、LINEで完結、24時間即日対応という圧倒的な利便性を打ち出し、またたく間に業界シェアトップクラスへと駆け上がりました。

3. メディア露出と社会的地位の確立

谷本氏は「労働者の権利を守る正義の味方」として、テレビ番組やネットニュースに頻繁に登場するようになります。

彼の語る「前職の過酷な経験」は多くの共感を呼び、退職代行というサービスを社会的に認知させる大きな役割を果たしました。

退職代行の問題点


しかし、急成長の裏側で、法律という高い壁が谷本氏の前に立ちはだかっていました。

日本の法律(弁護士法72条)では、弁護士でない者が報酬を得て、他人の法律事件に関与したり交渉したりすることを禁じています。

退職代行サービスができるのは、あくまで「本人の意思を伝える伝言役」に過ぎません。

しかし、実際の現場では、会社側が「辞めさせるわけにはいかない」「損害賠償を請求する」といった強硬な姿勢を見せることが多々あります。

利用者の期待に応えようとすればするほど、サービスは「単なる伝言」を超え、「交渉」の領域に踏み込まざるを得なくなります。

今回の逮捕容疑のポイント

今回の容疑には、以下の2点が含まれているとみられます。

1. 実質的な交渉の代行:退職日の調整や有給消化の交渉など、本来弁護士しかできない「法律行為」を常態的に行っていた疑い。
2. 不適切な提携(非弁提携):提携弁護士に対し、利用者を組織的に紹介し、その見返りとして「紹介料」などの名目で多額の金銭を授受、あるいは実質的に弁護士を「名義貸し」の状態にしていた疑い。

谷本容疑者は生前のインタビューで「うちは弁護士監修だから安心だ」「違法性は一切ない」と繰り返し語っていました。しかし、警察の捜査は、その「監修」の実態が隠れ蓑に過ぎなかった可能性を追求しています。

谷本慎二という人物像の光と影

谷本氏を知る関係者は、彼のことを「とにかく仕事熱心で、利用者のことを第一に考える熱い男だった」と評します。

一方で、「数字に対する執着と、業界のリーダーであり続けたいというプライドが強すぎたのではないか」という指摘もあります。

前職の大手企業でエリアマネージャーとして培った「目標達成への執念」と「現場を回す力」。

それが「モームリ」を成功させた要因でしたが、同時に「利用者の要望を叶えるためなら、法的なグレーゾーンを突破しても構わない」という、歪んだ正義感を生んでしまったのかもしれません。

退職代行(モームリ)はどうなる?


谷本容疑者の逮捕は、現在「モームリ」を利用している、あるいは利用を検討していた数千人のユーザーに混乱をもたらしています。

利用者への影響

現在、進行中の退職手続きがストップするリスクや、会社側から「無資格者の代行は無効だ」と突き返されるケースが懸念されています。

また、支払った費用の返金についても不透明な状況です。

業界の健全化か、衰退か

これまで「グレーゾーン」で急成長してきた退職代行業界にとって、今回の事件は大きな転換点となるでしょう。

今後は、真に弁護士が運営するサービスと、違法な非弁業者の淘汰が加速すると見られます。

谷本慎二の妻は川又志織?顔画像や経歴・馴れ初めを徹底解説!
2026年2月3日、退職代行サービス「モームリ」を運営する株式会社アルバトロスの代表・谷本慎二容疑者とともに、妻であり同社取締役の谷本志織(旧姓:川又)容疑者が逮捕されました。「クリーンな退職代行」を掲げ、SNSでは仲睦まじい夫婦の姿や子育...

まとめ

谷本慎二という一人の男の栄光と転落は、現代日本の歪んだ労働環境が生み出した悲劇とも言えます。

彼が前職で経験した「辞めたくても辞められない」という苦しみは本物であり、それを救いたいという初期衝動に嘘はなかったはずです。

しかし、ビジネスを急拡大させる過程で、法を軽視し、実績と承認欲求に溺れてしまった。

「モームリ(もう無理)」という言葉を誰よりも理解していたはずの彼が、自らもまた、法を無視して暴走し「もう無理」な状況へと追い込まれてしまったのは、あまりに皮肉な結末です。

私たちはこの事件を通じて、労働者の権利がいかに守られるべきか、そして、その救済の手がいかに正当な手続きで行われるべきかを、改めて問い直す必要があるでしょう。

本記事は2026年2月3日時点の報道および公開されている情報を元に作成された構成案に基づく執筆です。

事態の推移により、事実関係が変わる可能性があることをご留意ください。

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